佐渡Aタイプ S3.8km B190km R42.2km 前半を振り返って

3時起床。前の晩は9時過ぎに寝たので、すんなりと3時に起きることが出来た。寝不足感はあまり感じられない。カーテンの脇から外を見ると雨は降っていない様子。昨日スーパーで買っておいたレトルトのパスタ、佐藤のご飯、など炭水化物とヨーグルトをかきこむ。3時半頃家族も起きだしスムーズに準備を整え4時少し前に宿を出発。同じくレースに出る人達が数台出発していった。さぁ、長い一日が始まるぞ。
会場に着き準備を進めるうちに段々と雲が出てきて、やはり雨が降り出してきてしまった。まぁ、降ったりやんだりの状態なのでしょう。とにかくBikeの落車だけを気を付けていこう。
さて、Swimチェックを受けスタート地点へ移動。開会のセレモニーなどが進み、時間は午前6時。いぜん厚い雲が広がっているが今日という長い一日がこれから始まるんだと、気持ちが入ってきた。いよいよエアーホンの号砲とともに700人のAタイプ選手が一斉に海へ入っていく。自分は中盤より若干前よりからゆっくりと海へ。遠浅が続くのでしばらくは歩いたり、ドルフィンキックをしたりして進んでいく。
場所が良かったのか思ったよりはバトルが少ない。ただ少し水温が高めなのか、徐々にウェットスーツの中が暑くなってきた。さて、ここで早くもトラブルが。後ろの選手の手が自分のゴーグルのバンドにかかり外れそうに。よくあることだが、自分でバンドを直そうとした時、あろうことかレンズの間のジョイントが外れそのままゴーグルが頭から外れてしまったのだ。頭の後ろから”スルッと”首を伝って水底へ落ちていこうとするゴーグルを寸でのところで手ですくい上げた。「あぁ、危なかった〜」このままゴーグル無しではリタイアもありだったので、なんとか命拾いをした感覚。
幸いコースロープ付近だったのでロープにつかまり、ゴーグルを直して再スタート。時間にしては1分も無かったであろう、自然と落ち着いて再スタートを切ることができた。
その後は沖に出てから多少うねりもあったが、2km地点で40分。このままいけば85分くらいで上がれるかなと思ったが、結局海から上がって時で89分。可もなく不可もなくなタイムでなんとかSwimを終了。後ろを見たら選手もまばら。相変わらずSwimはドンガメだなぁと思うが、自分はこれからが勝負なのでまぁ良しとしよう。
落ち着いてトランジションを済ませ、ついでにトイレも済ませて次のBikeセッション190kmへスタートしていったのだ。



スタート前の子供たちとの一枚。これからがんばるぞー!



スタート地点に向かう選手達。みなそれぞれに気合の入った後ろ姿



さあ、Bikeもスタート。抜けるだけ抜くのが自分の走り方