観光気分!

長男のレースの今日、家族全員眠い目を擦りながら4時半に起床し、5時過ぎには自宅を出発。6時半には会場の栃木、群馬、埼玉の県境でもある渡良瀬遊水地に到着。渡良瀬川を渡る頃、女房は森高千里の唄を口すさんでいる。。あぁなるほど。。。「渡良瀬川ね」
会場に着くと、あぁしばらく振りだなぁって感覚。まだ息子が生まれる前に何度かレースで走った覚えが。
長男と一緒に受付とヘルメット検査へ。JTUのマーシャルから、「あ、J-BEATですね。速いよねぇ。頑張ってね!」と、ちょっとプレッシャー。本人はどうだか判らんが、親の自分にプレッシャーが掛かっているような。。
スタートを待つ頃、河原勇人君が会場に。なんと彼がKidsクラスの先導で前を走ってくれるらしい。Longの日本チャンピオンであり、今年はIronman Japanの日本人No.1であり、Long日本選手権優勝、2週間前にはHawaiiの世界選手権に出場したばかりのトッププロトライアスリートである。そんな彼だが、昔から礼儀正しく一度だけ練習をご一緒させて頂き、長崎のJapanでは同宿が2度続いたこともあり、こちらが躊躇する間に彼から「こんにちは!」と、爽やか過ぎる挨拶にこちらも思わず「こんちは!」。こんな触れ合いがトライアスロンの良い所なんだと思っている。
日本のNo.1のトッププロの選手が、我が息子達のレースに自らのMTBを駆って先導を務めてくれる。そして顔見知りの人には、こちらが迷う間も無く挨拶をしてくれる。そんな身近な感覚が、自分が10年以上も夢中になっているこのトライアスロンなんだと思う。。
長男が通っているSwimスクールは、シドニーからアテネまで歴代のオリンピアを輩出しているし、シドニー代表の福井君なんかは近くのジャスコでよく買い物をしているしで、やっぱ身近なんだなぁって。。そんな感覚は自分だけかもしれないけど。
で、結局のところ長男のレースのほうは、佐渡では良い結果を残せたものの、練習不足と距離への順応、そして同じ学年のライバル達の成長が著しく、なかなか厳しい結果に終わってしまった。ただ、3年生から6年生まで一緒に同じ距離を走り、たかが8歳の子が30分前後も最大心拍数で運動を続けたことに親としては感動。身の回りの大人達には、絶対に真似の出来ないパフォーマンスで走りきってくれたことに、素直に父さんとしては嬉しかった。
今回で、正直めげるかなと思えたが、本人はかなり悔しそう。そりゃそうだろう、メジャー大会でもある佐渡で表彰台に乗り、佐渡TVでも放映されたんだからね。「自分はもっとやれる!」って思うのは自然な感覚。既に来年に向け、かなりヤル気になっている。
ただし、同じ思いを持ちながら頑張ろうとしている同年代のライバル達が、こんなにも多くいることに我々親も覚悟をしなければ。。そうそう簡単にはジュニアといえどもトップにはなれないものだと。。ま、とにかくこのスポーツを気に入ってくれるなら、今以上にがんばれよ!!精一杯応援してあげるからね。
息子のレースが終わり、しばらく湖畔でバッタ達と遊んだ後は一路佐野方面へ。今日のもう一つの目的でもある佐野ラーメンを食べに行く為である。
事前にネットで調べたお店へナビで直行。なかなか観光客向けではあるが、それなりに美味しく満足感を味わえました!なんか、半日ちょっとのプチ東北方面の旅でしたが、昨日雨で潰れた分濃いー日曜日となりました!ちゃんちゃん。



朝焼けに照らされた長男。スタート前、緊張してんのか?お前は。。



スタートゲートに兄弟二人で。まだまだ緊張感は無し。


スタート直前の黄色い彼。さすがに5年生や6年生に囲まれ気合が!3年生とはいえ先頭に並ぶ彼の前向きな行動に「良し!」



で、結局頑張ったが本人には厳しい結果。随分ときつかったらしい。でもこれからも続けたいって、良い経験になったんだと思うなぁ。きっとサンタさんがカッコイイ、ロードバイクをプレゼントしてくれるんじゃないかな?



大人のレースはこんな感じ。応援のみの自分は刺激されっぱなし。。思わず帰宅してからハイペースで12km走っちゃいました!



帰りに寄った佐野ラーメンでも有名な「おぐら屋」さん。ラーメン屋さんとは思えない洋風な店構え!でも暖簾はきちんとしています。


出てきたラーメンは、青竹手打ちの平たい麺のシンプルなラーメン。家族評では、もう少し歯ごたえがあったほうがいいかな。でもスープは絶品!


うってかわって餃子はといえば、さすが宇都宮も近いだけに、父さんはハマリました!ノーマル餃子としては最大級!ニラ、野菜、にんにくといった王道の具材がほっくほっく!久しぶりに昔の中華屋さんの餃子を食べた気分です。


最後は道の駅へ寄り道。この時期なのにバッタと青ガエルが大量に。うちの子、昔っからカエルを自分の鼻に乗せることに快感を覚えるみたい。。大丈夫か、お前は!