徐々に復興の兆しが・・・

東北地方程ではないにしても、それなりの被害を受けたここ千葉県。美浜区同様に、液状化で街が砂だらけになった浦安では、一足早く災害ボランティアを受け付けていたそうです。既にある程度の片付けも終わったとのこと。津波災害で10人以上の死者を出した九十九里海岸の街、旭市でも、災害ボランティアを受け付けていますが、連日500人以上のボランティアの方々が善意の作業を続けられ、ようやく街のガレキも片付きつつあるようです。
昨日辺りから、輸送ルートとなる幹線道路も開通しつつあるようで、徐々に支援物資なども避難所に届けられてきているようですね。映像越しではありますが、そんな報道を見ているとこちらもホッとします。
昨日の報道番組で、近隣の方は別として、ボランティアとして災害地域に行くのは、もう少し混乱が収まってからが良いであろうと、コメントされていました。今は自衛隊の方々、警察、消防、そんなプロの機関がインフラの整備を必死に行っているので、民間のボランティア活動はもう少し待ってからだと私も思います。必ずそういった出番が来るので、それまで待ちましょうとも、その番組ではコメントされていました。
今朝は、長時間に渡って福島原発の放水活動にあたった、消防庁のレスキュー隊員の記者会見に感動。多分、世間にはさほど公開されていない、相当危険で困難な任務だったのでしょう。隊長の一人が、涙ぐみながら「送り出してくれた家族には本当に申し訳なかった」と、コメントをされていました。きっと、無事に帰れないかもしれない、そんな覚悟で任務に臨んだのだと思います。見ていて、ちょっと映画「アルマゲドン」のような、地球を救う為に小惑星に向かうブルース・ウィルスとイメージが重なりました。程度の差はあっても、今回の震災の復興任務に携わる方々は、きっと一様に同じ思いなんだろうなぁ、、と思いました。
自分として、まずは元気を出して、普段の生活をきっちりと行う事。そして、機会が来れば、人的な支援を出来る範囲で行う事。そんなふうに今は考えています。それにしても、今回のような大きな災害は、人の心にも影響を与えますね。子供はエレベータを怖がるようになり、携帯から鳴り響く緊急災害速報のアラーム音で心臓がドキドキすようになりました。また、近所の家々の倒れた外壁や、曲がりくねった道路を見ると、同じように胸が締め付けられるような気持ちになります。早く、元の街に、そして元の幸せな状態に戻ってほしいものです。


そんな時でも、ここから見える夕陽は平和そのもの。海で夕陽を見ている時は、気持ちもホッとしています。


そしてここ美浜区のシンボルのかもめさん達。浜の防波堤で、皆が固まってジッとしています。地震の時、彼らは何か予知をしていたのかなぁ。。。