クローズアップ現代

昨日、自分が担当しているシステムの特集と、そのユーザー企業としてのうちの会社がNHKで放映された。
取材が7月から続いていたのと、事前にかなりの情報が入っていたので、これは事業オーナーとしての自分の流れも大きく変わるな、と期待が大きかった。で、その内容としては、、、、最悪。。
いや、決してNHKの取材や編集がおかしいのではない。第三者の視点に立てば、至極真っ当であるし、新しい技術への誰も抱く懸念をきちんと浮き彫りにしている。今回のNHKサイドの取材クルー達は、ここ2年程ひたすらこの新しい技術とその実態を、北米を中心に追いかけていたとのこと。それら取材活動で出てきた幾つかのポイントが、昨日の30分で端的に凝縮された内容だったのであろう。。
当初、北京五輪の終わる8月末の放映の予定だった。もしその時なら、もう少しニュアンスの違う編集がなされていたのかも。昨日のキャスターのコメントでも、アメリカに情報が一極集中してしまうこのシステムに「気持ち悪さを感じる」とあった。この1週間で起きてしまった、アメリカを中心とした金融破綻。リスクとマネーが一極集中し、アメリカ発の特異な金融技術に世界が依存してしまった結果、世界同時恐慌を引き起こしかねない状況にある。まるで、この金融危機と重ねるかのように、昨日の放映ではアメリカ依存の新しいIT技術に「そんなにお祭り騒ぎをするもんじゃないよ」と、冷や水を浴びせられたような最後で締めくくっていた。
自分が進めている幾つかのクライアント向けのプロジェクト。先方の担当役員からよく聞かれるシステムへの懸念が、昨日まさに番組で取り上げられている。果たして、プロジェクトの成否に影響を与えるのか。。
昨日の放映に関しては、社内イントラでも大々的に宣伝され、販売事業部サイドの役員から全営業に対して「襟を正してきちんと見るように」と、お達しまで出ていたらしい。でも、あれを見た営業達はどう思ったろうか。
自分を戒める意味でも、そんなにお祭り騒ぎをするものでもなく、受託開発のシステム屋として地道に活動をしていたほうがいいのか、、ものすごく悩む昨日であった。はぁ。。

さて、今日はフリーバカンスその2を取得中。休み、仕事、休み、仕事の連続で正直ペースが合わない。でも、いま休まないと年内に消化できない。今日は家の掃除、洗濯、雑草抜きと家事全般をこなし、冬物スーツを物色するのと、Bikeのメンテ。その間にトレーニングも再開したい。果たして1日でそれらをこなせるのか。忙しい1日になりそう。
でも、昨日の放映に絡んで、既に会社から多くのメールが入っている。今日はそれらの対応も余儀なくさせられそう。。慌しいなぁ。。。。夕飯何にしよっかなぁ。。