SEの力量

タイトルをそのまま受け取れば、それはやはり天才的なコーディングが書けて、最も生産効率の高いSEが優秀だということになる。
ただし、単なるプログラマー的なSEなんてのは我々のビジネスには必要無い。そんなのは外注だろうがオフショアにでも出せばいい話だ。
自分が主管する商品には担当SEが4人いる。リーダー(女性)とサブ(男性)が中心になり、リソースの配分を行なっている。
この2人、同期ではあったが昨年逆の立場にあったものを自分のリクエストで立場を変えさせた。
リーダーは、歌って踊れて且つ手が動く。30歳を過ぎてもなお、新しい要素技術の検証や、効率の良いプログラミング手法を自ら追求しようという姿勢がある。勿論、客受けもすこぶる評価が高い。
片やサブ君はと言えば、リスクは取らず、すぐに仕様を切ろうとする。彼の口癖「後は持ち帰ってコスト算出してみないと、、」。
これじゃあ、発注を出そうとしているクライアントも、書類を引っ込めたくもなるだろう。営業の評価は極めて低い。
先日も、仕方がなく彼をアサインしたばかりに、大手金融での大規模プロジェクトで手戻りが発生してしまった。自分がきちんと工程管理を徹底していれば、未然には防げたのかもしれない。
30歳を過ぎているから、リーダーと同期だから、なんて甘やかしている場合ではない。炎上し始めた案件の消化活動だけでSEが一人取られそうな事態になってきている。
しかし、なんでこうもエンジニアの力量は安定しないものなのか。正直、苦労が絶えない。
まぁ、立場変わって同じことをきっと部長も我々部員に思っているでしょうけど。。。
自分の案件を、責任感の現れから一手に引き受けようとしているリーダーが、スタック寸前になっている。どうにかしなければならない。。。これは私の責任だ。
さて、明日は泊まりで仙台。きっと寒いんだろうなぁ。。