不惑40!

んータイトルがいけないなぁ。
最近よくこの言葉が頭の中を駆け巡る。来年は40。40にして惑わず、ということで”不惑”なんだろうけど果たして今の自分は。。。。まぁこの一年で成長することに期待しましょう。。。
先月の彼の講演を聞いてから少々影響を受け、前国務長官であるColin Powell氏の自伝を読み漁っている。彼はジャマイカ移民の父を持つマイノリティとしてニューヨークのブロンクスに生まれ、軍人というかろうじて差別の無い世界で類まれな能力を発揮し、制服組の頂点である統合参謀本部議長としてイラク侵攻を指揮し、その後国務長官になった、まさにアメリカンドリームを果たした人物である。そんな彼は、既に35歳を前後にしてペンタゴンに入り、翌年にはホワイトハウスからフェローとして招聘をされているのだ。ただ決して勉強が並外れて出来たわけでもなく、運動能力が突出していた訳でもない。単純に自分の才能を伸ばし、”これぞわが天職”と言える職業軍人になることに気付き、まっすぐに職務をまっとうしただけである。人間、誰しも気付かない大きな能力を潜在的には持っているのだろうけど、そこに気付き、伸ばすチャンスを得られるのかどうかが、きっと分かれ目なんだろうなぁと思ってしまう。
人生の折り返しの年なのは重々承知の上、いったいいつになったら気付くのかなぁ、、、ホントのんきな自分でした。ただ、子を持つ親としては、子供達が自らの能力に気付きやすいようにいろんな経験をさせてあげたいなと思う。人、場所、新しい何か、出来うる限りの気付きの場を提供していきたいものだなぁなんて思いました。。