事業オーナーとしての自覚。。

商品企画という仕事。ある側面において、担当する商品によっては事業そのもののオーナーであったり、または番頭役だったりする。
ふと自分の事業領域を振り返ると、たった一人の商品企画にもかかわらず、その周りに配置されるリソースが、実はとっても多いことに気付いたりもする。そんな時、関連するリソースの労務費や本社費なんかを考え出すと、寝られない程いろんな事を考えてしまう。
果たして、今の事業収益で開発の用益を賄えるのか。新しい機能の開発費に投資が回るのか。営業チャネルから見た際、本社費という名の年貢を彼らがこの商品のビジネス展開で賄えるのか。もっと言えば、たった1人の自分の飯代は出るのか。などなど、考え出したらきりが無い。
以前までは「自分が何とかすれば、どうにかなるもんだ」的な考えで突っ走っていたのだけど、最近は事業の責任者としての考え方が徐々に付いてきたのか、リソースの配置バランスや優先度の付け方に気を配るようになってきた。現場感を失わず、こんな自覚を持ちながら今の事業の成功に少しづつでも近づければいいなぁと思っている。。

明日は先日の○経さんの追っかけ取材日。雑誌での特集掲載を前提に、かなり突っ込んだ取材になるはず。2月に受けた取材では、たったの1回の取材にもかかわらず、○経産業新聞には昨日の1面掲載までにトータル3回も紙面に取り上げて頂いた。1粒で3度も美味しい思いをしたとはまさにこのこと。しかもタダで。。。

お金というリソースも、事業責任者としては極力セーブしたいところ。少ないリソースで最大の広告効果を上げる。ここも商品企画としての腕の見せどころだ。使えるものは何でも使う。たとえそれが何であろうとも。。こんな厚かましさが、きっと自分の持ち味なんでしょう。。。さて、明日も頑張るぞ!!